遥かな昔、ある人間が世界を称える神話や伝承として伝えていた超常現象。人間はそれを遠い魔法の世界として顕を揚げるだけなのだった。

長い時間が流れ、先人から受け継がれた超常現象への好奇心が人間の心を突き動かすようになった。それは彼ら内なる奥底にある力を開拓するチャンスとなる。

そうして“不可解な超常現象”と称される詭弁なものが世の中に現れるようになったのだ。多くの人間はその様々な表現で自分なりの理解をはぐくみながら、不可解な超常現象を探究していく。

多くの謎解きをしてきた者達とともに、俺たちが踏み出した先には何が待っているのか。彼らは自分にまで触れるような異質なエネルギーを感じ取っている。もしかしたら、あの遥かな世界を影を落とす豊かな魔法の世界が存在するのではないかと疑い、そこへ足を運ぶことを決心した。

ならば、今度は俺たちが不可解な超常現象、さらにはその中に本当の神話と伝承を秘めている魔法の世界へ勇気をもって踏み込んでいくのだ。

行く先々で遭遇する様々な謎を切り抜けながら、俺たちはそこまでして進んでいく。記憶を綴った古の伝承をも踏まえ、古より新しく宿る時代の魔法や強力な力に触れることになるだろう。不可思議な発見の結果を持ち帰り、非現実的な世界への突入を望めば今、俺たちは「不可解な超常現象、その魔法の世界へ!」という口笛ごとに勇気を養い旅立つ!

歩き続ける俺たちの迷宮の先には何が待っているのか。待ち構えているものは何といえどきっと、夢が叶う暁の見果てぬ幻影なのだろう。

俺たちの見上げる夜空の星座や、賑やかな緑の木々の下から生命を示す蝶々たちの羽音。古代神格はどこかで崇められ、手練の権能を利かせている。少しずつながれる不思議を追って、輝く夜空から魔物の目が付いた真紅の神話につながるかもしれない。

そうして不可解な超常現象の中から、今俺たちが今探求する神話の世界は、想像を超えた新たな発見が望める場所なのだ。今、俺たちは自らのために踏み出そう、行く道を自分自身で切り開こう――そのためであり、自身の内なる力を開拓する為でしょう。不可解な超常現象、その魔法の世界へ!